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2001、8、8 1段階終了
教習3時間目。お店が定休日の火曜日だった為、ダンナ参観日となった。何せここのコースは一般道に金網のフェンスで接している為、教習風景が丸見えなのだ。そこに路上駐車し、軽トラの荷台に座って見ているだんな。そこは急制動の停止線の横だったりする。Kインストラクターと何か話をしている。(嘘でしょ、ちょっとのぞいて見るだけって今朝、言ってたじゃん。まだいる、まだ見てる。あー次ぎは急制動だ。)覚えたてのコースを走る。
「あーこの加速感はやっぱりナナハンだからだな〜」メットの中でつぶやきながら急制動。アッライン越しちゃった。ホント止まるの大変だ。
「結構乗れてるじゃん。」
ニヤニヤしながらだんなは言う。
「スピードは良いね。でも最後でフロントブレーキを緩める癖がついているからそれを直そう。」
Kインストラクターのやさしいお言葉。ロックするのが怖いから普段そうしちゃうんだなあ〜
発見。今度はそれを意識してもう一回。ガガガーッ・・・リアが思いっきりロックした。おまけにかなりバランスを崩してる。またもやダンナから一言。
「うーん、まだまだだな。」
当たり前でしょ!そんな簡単に乗れたら誰も苦労はしないのよ。ハンドルの切れ込みにもなんとか慣れてきた。
そしてここで新たなる問題。1本橋。車体が大きく重くなると、低速時にバランスを崩した時のリカバーが難しくなる。そして時間との闘い(オーバー)10秒の壁が待っている。
乗る時は問題ない、でもゆっくりゆっくり進もうとリアブレーキを使って、まっすぐ行きたいのにハンドルがブルブル震えだし、ニーグリップなんかできなくなってしまう。
ボテっと落ちてあーハズカシイ。頭ではわかっているんだけどからだが言う事を聞かない。あっ、だんながトラックに乗り込んだ。帰る?あーよかった。でも帰ったら何言われるかな〜

教習5時間目。1段階の見極めです。急制動は決まらないし、1本橋は相変わらず2回に1回は落っこちるし、全く納得のいかないのに終りのチャイム。
「はいじゃあ次ぎから2段階・・・」
と言いかけたインストラクターに、
「いやです、もう1時間乗ります。(ぬるい!ぬるすぎる!こんなんでいいのか?)」
インストラクターに不信感を覚えながら自ら補習を申し出る私。
そして補習の1時間を納得いくまで走って、無事見極めを頂きました。が、ここまでなんだかあまり指導らしい事もしてもらえず、中免取った時の厳しさとのギャップに戸惑う毎日でした。
今、冷静になって考えると、普段から乗っているんだから基礎の基礎を自分で思い出しながら考えて走れ、ということだったのかも。

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