凹んでなんかいられない!
久しぶりのツーリングで心ウキウキ!
天気は良いし、走りなれた道だし、なんだかとってものびのび出来た一日になるはずだった。


目的地の温泉でのんびりお湯に浸かって、おいしいものを食べて、バカ話して、うたた寝をした。
今日は最高に気分が良いぞ!
うたた寝をしたせいか、ちょっと頭がぼーっとするなぁ。。。
さあ、帰りも気持ちよく走ろう!
4つに分けたグループの先頭を切って出発することになった。
気分よく走り出した矢先。
まさかの立ちゴケだす。
R256からR153に合流する分岐点の右折待ち。
かなり左にバンクしゆるく右カーブになっている道路で右折なので右に車体が傾いていた。
停止線で止まって、車が来ないのを確認して、
さあ行こう。あっ、車が来てるかも。
もう一度確認しようと止まった瞬間、私の左足は宙に浮かんでいた。
あれ?
地面を探すため左足を伸ばした瞬間、車体が左に傾き始めた。
ううううう、ムリだ。
傾いた車体を支える暇もなく、私はCBと一緒に地面に寝転んだ。
左手のグローブの小指の先がぐんにゃり曲がったクラッチレバーとグリップにはさまれて抜けない。
左足のつま先とかかとがエンジンに挟まって抜けない。
CBから抜け出すのに何秒かかっただろう。
左にバンクしているため、ぺったりと地面に寝転んでいるCBをどうやって起こそう。
後ろをついていた女子3人が右折した先にバイクを止めて駆け寄ってくるのが見えた。
後続からの車が私とCBをよけてどんどん通り過ぎていく。
早くどかさなきゃ。早く起こさなきゃ。
駆け寄ったゼファ娘ちゃんにまだ目的地を出発していないだろう旦那に電話をかけてと頼んだ。
C乃ちゃんとドラコちゃんが起こすのを手伝ってくれた。
ひょい
とCBが軽々と起き上がった。
そこに2番目に出発してきたグループが追いついてきた。
監督が転んだダメージを私の体も心配してくれた。
そして右折した先までCBを動かしてくれた。
クラッチレバー、チェンジペダルは折れていない。
気になったのはオイルクーラーのホースからのオイル漏れ。
よろよろとCBに跨り何事もなかったかのように走り出してみた。

くっそー!!何であんなところで転んだんだ。
悔しさがこみ上げて今起きた出来事を分析してみた。
いつもはあんなに道路状況を気にするのに、
ほんの小さな凹みでも見逃さずそこには左足が行かないように気にしているのに。
左にバンクしていたことを見落としたことが一番の原因だ!
どんな時でも左足しか出さないことに命をかけていた節がある。
左足を出してリアブレーキをギューっと使えばまだ何とかなった。
雑に乗っていた。
深く考えずにフロントブレーキをガツンと握っていた。
気持ちよく走っていたけど、乗り方すべてが雑だったように思う。

途中のガソリンスタンドでビキニカウルに傷がついたのを指摘された。
一緒に走っていた板金屋さんのKさんに、
「直してあげるから帰ったら外しといてね。」
と言われた。
一番最後から来た旦那にどうした?と聞かれ、
「立ちゴケした〜!」
と明るく言ってみた。旦那は
「あ〜あ。どこで?怪我は?」
「R153に出るところ。右の膝が痛い。それくらいかな〜カウル傷ついちゃったよ〜」
「ふーん。直せばいいら。」
いたってそっけないと思われるやり取りですな。

今回何が驚いたって、女子3人いればあの重さが軽々となってしまうこと!
私:「すごいよね、3人いれば何とかなっちゃうって言うか、軽々だったよね〜」
ド:「私何もしてないですよ。ぜんぜん力入れてないし」
私:「え〜!私もなんにも力入れてないよ。じゃあC乃ちゃんががんばったんだ!」
C:「・・・・・」(目線をそらしていた?)
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ゼファ娘ちゃんにかわいいキティちゃんのばんそうこうをもらいました。
人間の怪我ならコレで治るよねぇ。。。

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