転倒
リーターンママさんライダーK田さんが来店された事をきっかけに、
レインボーライディングスクール浜名湖でプライベートレッスンを企画した。

K田さん
大型二輪免許を取ろうと考え中のC乃ちゃん
普通二輪免許取得1年経過したmotyちゃん
一気に大型二輪免許を取得したS木君
旦那&私の6人

ひろーいコースを貸しきり状態で、おまけに心配だった雨も降らず私はうれしかった。
3人ずつ2チームに分れ2人のインストラクターが付いてくれた。
私は旦那とS木君のチームで前回も教えてもらったNインストラクターだった。

前回教えてもらった事、実践してますよ〜

なんて言いたかったけど、実際走ってみると注意されまくりだった。
こんな感じ?こう?ちがうな〜じゃぁこうかな?う〜んわからん!!!
ぶつぶつヘルメットの中で言いながら走っていた。
休憩後、ちょっと乗れてきた気がした。
いつも乗っている自分のオートバイと同じCB750だけどこちらはピカピカのニューマシーン。
自分のオートバイアクセルの遊びがちがってギクシャクしていた。

加速減速をはっきりメリハリつけてパイロンスラロームを走ろう。

うーん、この短い距離での切り返しは苦手じゃ。
往路のパイロンに対して復路のちょっと距離を離した千鳥のパイロンはもともと細かい峠道が好きな私向き。
直線でガーっと加速してブレーキのタイミングを使って倒しこんで曲がる。
しかし、10本ほど並んだパイロンの最後の3本が間隔と角度が微妙にずらしてあった事、
参加した皆さん気がついた?

ガーっと加速してキッとブレーキをかけてくるっと回る。
調子に乗ってきたそのとき、

あっ、アクセル開け過ぎた!やばぃ!ふ〜、大丈夫だった。。。

あっ、また開け過ぎちゃった!ブレーキ!
わわわわ!!!!!
ガシャン!



転んだ直後思った事は、
「息子を追いかけられない。」
はっきり言って全力で走る息子に私は追いつきません。
道路に飛び出す、買い物に行けば勝手に走り回る。
それが出来なくなる!!!立ち上がれないほどの痛みの中で私はそればかり考えていた。


前輪ロックさせてしまいました。
見事に転びました。
腰、太もも強打しました。

私、生まれて初めて動いているオートバイで転びました。

転んだ後しばらく立ち上げれないほど痛かったけど、
インストラクターにもらった湿布を貼り付けてまた走っちゃった。

「乗れてきてましたね」
Nインストラクターに帰り際そういわれた。
「乗れてきた所だったから、ちょっと抑え気味にしたほうがいいって言おうとしたときでしたね。
オートバイが教えてくれましたね。」
確かに、痛い腰をさすりながら走り足りない気持ちでいっぱいだった。

帰ってきてから痛みは増すばかり。
激痛に耐え切れずmotyちゃんに病院まで連れてってもらった。
レントゲンを撮ってお医者さんに診断してもらうまで、
もし骨折してたらどうしよう。
じっとしていてもこんなに痛いんだし、足はしびれてきているし、歩くのだって激痛が走るんだよ。
あっ、自力で何とか歩けるから折れてはいないかな?でもいたーい。
先生に他に痛い所はないかと聞かれて、ないと答えたら不思議そうな顔をしていた。
レントゲンの結果、頑丈そうな骨盤が写っていた。
その周りを厚い皮下脂肪が覆っていた。
「骨には異常ありません。」
あっさり言われて、鎮痛剤と湿布の処方箋をもらってよろよろとmotyちゃんの車に乗り込んだ。
家まで送ってーーと言いたい所だったけど、motyちゃんはこれからB’sのライブに出かけるそうな。
ヨロヨロのまま店まで帰って、自力でエブリィを運転して保育園に息子を迎えに行った。

怪我をして何が辛いって人様の世話になる事じゃ。
ましてや好きなオートバイに乗って怪我をして・・・・・
世話になるなんて絶対したくない。
幸い今日は金曜日で、旦那の実家で夕飯を頂く日。
おばあちゃんにお風呂をお願いしてヨロヨロと家までたどり着いた。
私のヨロヨロさ加減をみて今日の息子はおとなしい。
娘も素直に言う事を聞いてた。


レインボーで貸してもらった肩、肘、膝のプロテクターのおかげで、
この打撲だけで済んだけど、調子に乗りすぎていたのは事実。

梅雨の晴れ間、こんな日を逃してなるものか。
そう勢いづいて、

張り切ってしまいました。



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